地域の中で
山川 岳
家庭科
私にとって輪島高校での2年間の勤務は、新しい経験の連続でした。
能登地区での暮らし、高校教員としての勤務、家庭科の指導、他校への兼務など、数えるとキリがありません。
輪島高校での勤務では、「地域とのかかわり」を常に考えさせられました。
幼稚園や保育園での保育体験、地域の食材を使ったレシピ作り、ダンス部の地域イベントの参加、市内を回って「映える」写真を撮りに行ったこともありましたね。
どの活動も、地域の協力がなければ実現できませんでした。輪島のために、輪島高校のためにと言って活動に協力してくださった地域の皆さんの懐の深さが印象的でした。
また、実際に活動を行った生徒の皆さんの「やってみよう」という姿勢もよく覚えています。異動した後だからこそ、輪島高生の姿がより印象的になりました。
当時の生徒の皆さんの姿勢が、私の教員としての原点になっています。
今後も変わらず、地域の中で愛される輪島高校として、益々のご繁栄をお祈り致します。