卒業生からのメッセージ

上加 夏未
◆平成31年度卒業(71回生)

勉強ってなんの意味があるの?

上加 夏未

平成31年度卒業(71回生)

 私は現在、東京外国語大学に通っています。今年の夏まで一年間ウィーン大学(オーストリア)へ留学していました。高校一年生の春から進路希望調査には「東京外国語大学」と記入していて、ウィーンに住むことを目標としていたので、夢が叶った思いで、私にとっては素晴らしい一年間でした。

 あの頃に書いたことが実現しているか否かは別にして、皆さんもあの頃とは全く違う環境で人生を歩んでいることでしょう。私もそのうちの一人です。大学入学を機に上京し、新たな環境で初めてのことに戸惑いつつも、新たに出会った人と勉学に励んでいます。折に触れて思い出すのは、高校で学んだことです。高校での思い出が「勉強」というのはなんだか硬いかもしれませんが、本当によく思い出すことです。模試で解いた国語の文章。英語長文で読んだ実験の話。生物の授業で先生が教えてくれたこと。世界史の教科書で見た写真。小さなことが、私にとっては一番の思い出です。というのも、それに付随して友人と語り合ったあれこれが思い出されるからです。

 高校時代に先生から教えていただいたこと、友人と話したこと、そして自分で学んだことは今でもふと思い出します。

 いつ使うか分からない「勉強」は、友人との記憶を伴っていつか思い出となっているかもしれません。

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