卒業生からのメッセージ

角間 瞳
◆平成28年度卒業(定時制65回生)

「定時制」のレッテル

角間 瞳

平成28年度卒業(定時制65回生)

 定時制と聞いて皆さんはどんなことを思い浮かべますか?成績の悪い子達が通うところ、若しくは社会になじめない人が行くところ、と悪いイメージを持っていませんか?実際、私もそういった偏見を持つ人でした。ですが、定時制を卒業する頃には「定時制を卒業してよかった!」と思えるくらい沢山の経験や知見を得ました。皆さんが想像するような生徒も中にはいますが、みんな定時制で何かしら頑張っています。例えば、朝から仕事をしている子、部活で成績を残している子、人との関わりは苦手だけれどボランティアやサポートをする子など、様々です。定時制は勉強が苦手な人が通うところと思っている方、そんなことはありません。本人の努力によって大学に進学することも出来るし、公務員になったり、企業に就職することだって出来るのです。

 私は始め、全日制に通っていました。しかし、部活内で揉め事があり、もう人間なんて大嫌いだと思っていた時に定時制の先生が毎日必死で声をかけてくれ、どんな時も味方でいてくれました。大学に行くことなんて無理だと思っていたのに周りの人や先生達のおかげで志望大学に合格することができました。先生達には感謝してもしきれないです。そんな私は今、先生と同じように子どもと関わる仕事をしています。自分がしてもらった様に子ども達にもどんな時も味方だよ、ということを伝えています。毎日大変ですが、やりがいを感じています。

 偏見というものは一度持ってしまえば、変えることは難しいと思います。だからこそ今一度定時制に対する偏見を見直して頂けると幸いです。

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